PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)
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PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)とは
PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)は、企業におけるITプロジェクトマネジメントを
統括管理することを専門として設置する機能や組織のことです。
ITは今や経営戦略、事業戦略に欠かせないものとなっています。
システムの新規構築や基幹業務システムの再構築など、ますます複雑化するITプロジェクトを推進する
場合、お客様自身のプロジェクトマネジメント能力が問われ、課題となるケースが増えています。
それらの解決手段として、組織的なプロジェクトマネジメントを行うPMOの設置が欠かせないものと
なってきています。
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PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)における弊社の特徴
システム開発においては、業務や機能が多岐に渡り、いくつものプロジェクトやタスクが同時並行的
に動くケースが多いです。そのプロジェクトやタスク間の調整、ユーザー側責任者とベンダー側責任者
の円滑なコミュニケーションがプロジェクト成功のカギを握ります。
また、大きなプロジェクトの場合は、マルチベンダーで開発することも多く、複数のベンダーが複雑に
動くケースがあります。その中で、プロジェクト全体像や進捗状況、課題が正確に把握できず、対応が
遅れて失敗するプロジェクトが多く見受けられます。弊社のPMOでは、ユーザーやベンダーのPMの橋渡しや調整、エスカレーションなどを行いながら、
コミュニケーションを円滑に行うことや、より実効性のある進捗管理や課題管理を行う事で
プロジェクトを成功に導きます。 -
PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)の事例
「プロジェクトのコントロールPMBOKの9つの知識エリア」の内、「コストマネジメント」、
「品質マネジメント」、「コミュニケーションマネジメント」、「調達マネジメント」における弊社事例を
記載いたします。
1.コストマネジメント
ベンダーとの契約において、実際の契約金額とプロジェクト途中でのかかった費用を比較し、コストオーバ
ーランが発生しないよう管理を実施いたしました。2.品質マネジメント
プロジェクト期間中、特に要件定義や基本設計(概要設計)局面において数値化しにくい進捗率や品質を適切
に管理いたしました。①進捗率: 成果物の総ドキュメント数で進捗を管理
②品質 : レビュー密度を図るため、成果物をページ単位でカウントし、1ページ当たりのレビュー
時間や指摘数、バグの数などで品質を測る
③課題 : 報告フォーマットを統一し、全て同一の基準で課題を記録、定例会議で解決の方向性や
方法を確定3.コミュニケーションマネジメント
クライアントとベンダーのプロジェクト横断的なコミュニケーションを高めるため、マネージャ会議を
企画。課題やコストマネジメントを中心に、ベンダーの責任者とクライアントのPMを交え、日常的に
発生する課題以外ついて、方針や対応方法をディスカッションできる場を作り、コミュニケーションを
図った。4.調達マネジメント
ベンダーとクライアントの契約において、適切な契約条件で契約できるか、見積取得段階からベンダー見積
を精査。また、複数のベンダーが参画しており、可能な限りの範囲、ベンダー間で契約条件を合わせ、瑕疵
担保期間や責任など不適切と思われる部分も改善した。
お問い合わせ先
TEL. 03-6841-3814(代表)
e-mail. info@koshikivaluehub.jp
コシキ・バリューハブ株式会社 プロフェッショナルサービス担当